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    (最終更新日:2024-04-16 12:30:27)
  サクライ タツヤ   SAKURAI Tatsuya
  櫻井 達也
   所属   理工学部 総合理工学科
   データサイエンス学環
   職種   教授
■ ホームページ
   https://kenkyu.hino.meisei-u.ac.jp/atmosphere/
■ メールアドレス
  kyoin_mail
■ 現在の専門分野
環境動態解析, 環境影響評価, 環境技術・環境負荷低減, 環境モデリング (キーワード:大気環境、越境大気汚染、大気質シミュレーション、環境アセスメント) 
■ 著書・論文歴
1. 著書  図説 窒素と環境の科学   (共著) 2021/11 Link
2. 著書  越境大気汚染の物理と化学 2訂版   (共著) 2021/02 Link
3. 著書  大気環境の事典   (共著) 2019/09 Link
4. 著書  越境大気汚染の物理と化学 改訂増補版   (共著) 2017/02
5. 著書  越境大気汚染の物理と化学   (共著) 2014/04
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■ 講師・講演
1. 2013/11 Atmospheric Environment Conservation by Air Quality Model and Monitoring(東京)
2. 2017/03 船舶を対象とした排出規制と二次粒子濃度との関係(兵庫県)
3. 2017/11 船舶排ガス規制による大気質 改善効果の評価(東京)
4. 2018/02 二次粒子のモデル再現性に対する NH3排出構造の不確実性評価(東京)
5. 2018/08 大気汚染現象のメカニズム解明に貢献する可視化技術(東京) Link
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■ 受賞学術賞
1. 2019/09 一般社団法人 大気環境学会 論文賞 (2010年夏季に首都圏で発生したオキシダント高濃度事象のモデル解析)
2. 2021/09 一般社団法人 大気環境学会 論文賞 (大気質モデルによるPM2.5硝酸塩の再現性向上を目的としたアンモニア排出量の更新)
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 2005/04~2008/03  東アジアを対象とした酸性雨・物質輸送モデルの開発と比較に関する研究 特別研究員奨励費  Link
2. 2013/11~2014/06  北極海航路における船舶からの黒煙(ブラックカーボン)に関する調査研究 企業からの受託研究  Link
3. 2013/11~2016/02  硫化水素拡散予測シミュレーションモデルの研究開発 競争的資金等の外部資金による研究  Link
4. 2016/04~2019/03  大気中の二次汚染物質に対する発生源寄与推計と対策立案に資する規範的モデルの確立 競争的資金等の外部資金による研究  Link
5. 2018/04~2021/03  2020年船舶燃料油硫黄分規制強化による大気質改善効果の評価 競争的資金等の外部資金による研究  Link
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■ 学歴
1. 1995/04~1999/03 東京理科大学 理学部 物理学科修了 学士(理学)
2. 1999/04~2001/03 東京理科大学 大学院修士課程 理学研究科 物理学専攻 修士課程修了 修士(理学)
3. 2001/04~2004/03 東京理科大学 大学院博士課程 理学研究科 物理学専攻 博士課程修了 博士(理学)
■ 職歴
1. 2004/04~2005/03 日本環境衛生センター 酸性雨研究センター 研究員
2. 2005/04~2008/03 日本環境衛生センター 酸性雨研究センター 日本学術振興会特別研究員
3. 2008/04~2013/03 日本エヌ・ユー・エス株式会社 環境コンサルタント
4. 2013/04~2016/03 明星大学 理工学部 総合理工学科(環境科学系) 助教
5. 2016/04~2023/03 明星大学 理工学部 総合理工学科(環境科学系) 准教授
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■ 教育上の能力
●作成した教科書、教材
1. 2021/11 図説 窒素と環境の科学 Link
2. 2021/02 越境大気汚染の物理と化学 2訂版 Link
3. 2019/09 大気の事典 Link
4. 2017/02 越境大気汚染の物理と化学 改訂増補版
5. 2014/04 越境大気汚染の物理と化学
■ 授業科目
1. 【院】修士論文
2. 【院】地球環境科学
3. 【院】大気環境解析演習・実験
4. 【院】大気環境解析特論
5. 【院】大気科学特論
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■ 所属学会
1. 1999/04~ 大気環境学会
2. 2014/04~ 日本エアロゾル学会
■ 委員会・協会等
1. 2008~2021 国内酸性雨測定局 乾性モニタリングデータ検証委員 委員
2. 2010~2014 大気環境学会誌編集実務委員会 委員
3. 2013~2014 北極海航路における船舶からのブラックカーボンに関する調査研究委員会 委員
4. 2014~2018 Asian Journal of Atmospheric Environment Editor
5. 2016~2021 光化学オキシダントリスク評価手法検討作業部会 委員
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■ プロフィール
PM2.5に代表される各種大気汚染物質のフィールド観測、都市域から大陸規模を対象とした数値シミュレーション解析、さらには植生や人体健康への影響に関する研究に取り組んでいます。環境は利益と結び付けるものではないことから、保全しなければならないという意識が根づかず、ときに大きな環境破壊をもたらす場合があります。

私が研究する大気環境は、エネルギー問題とも密接に関連しています。さらに直接排出される大気汚染物質が、別の場所や時間帯に別の汚染物質として健康被害をもたらすこともあるため、対策や規制の検討が難しい状況もあります。環境に係る研究は「監視」、「発生源調査」、「将来予測」の三位一体で進めることが重要です。将来的に、行政等が行う規制・対策の検討に資する科学的知見となり得るような研究を進めております。