モリタ リョウ
Ryo Morita
森田 亮 所属 デザイン学部 デザイン学科 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 重複障害のある生徒の美術科指導における目標設定の方法に関する質的研究(Ⅰ)~実践に対するSTの認識に着目して~ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本美術教育研究論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本美術教育連合 |
巻・号・頁 | (51),72-81頁 |
総ページ数 | 10 |
概要 | 多様な実態を示す生徒で構成された学習グループの指導においては,生徒一人ひとりの実態に応じた個別の目標設定が求められる。美術科指導にあたっては,多くの場合,専科教員(MT:Main-teacher)とともに,各生徒の実態を最も把握している学級担任が補助教員(ST:Sub-teacher)として指導に加わる。個別の目標設定の実現には,STの役割が重要であると指摘されており,本論文では,個別の目標設定にルーブリックを活用することが,STの目標設定に対する認識をどのように変容させるのかを考察した。STによる目標設定や指導に関する談話記録をM-GTAを用いて分析した結果,美術に対する参画しづらさを感じていたSTが,美術科授業への参画可能性を見出し,目標設定に対しても,より自立的,実質的に関わるようになる要因とプロセスが明らかになった。 |