フジエダ ミツコ
藤枝 充子 所属 教育学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 堺利彦『家庭の新風味』とその読者(その1) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『東京純心女子大学紀要』第15号 |
掲載区分 | 国内 |
総ページ数 | 52頁 |
担当範囲 | 11-20頁 |
概要 | 本研究は、堺利彦の「家庭教育」論が学校教育の補完として成立した近代日本の家庭教育論とは異なる系譜に位置づくという仮説を出発点とする。本書の読者を明らかにすることで、近代日本に残されていた多様な人間形成のあり方の一つを解明することを目的としている。そこで、本論文では、堺利彦、『家庭の新風味』の基本的事項の検討を行い、本書の史料としての限界と可能性について明らかにした。また、『婦女新聞』に掲載された新刊紹介や書評を検討し「中等社会の人々」が読者と仮定できることを確認した。 |