フジエダ ミツコ
藤枝 充子 所属 教育学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 近代日本の家庭教育論に関する一考察―1880年代後半から1910年代初頭までの「家庭教育書」の分析を中心として― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『彰栄保育福祉専門学校研究紀要』第21号 |
掲載区分 | 国内 |
総ページ数 | 75頁 |
担当範囲 | 25-31頁 |
概要 | 1880年代後半から1910年代初頭に出版された「家庭教育書」に示される父母の役割を、時代の共通性に着目して分析し、時代的特質を明らかにすることを目的とした。その結果、1890年代の「家庭教育書」に父親を「家庭教育」の主任者とするものが多いと考えられ、その理由が母親の溺愛に対し、父親の冷静さや厳しさ、教育水準の高さにあったこと、親子関係にあける情緒的つながりやタブラ・ラサという子ども観の移入により、母親が「家庭教育」の主任者となっていったことなどを明らかにした。 |