ヨシオカ キヨミ
YOSHIOKA Kiyomi
吉岡 聖美 所属 デザイン学部 デザイン学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 嚥下機能の維持向上のための呼吸リハビリテーションプログラム
-要介護高齢者の継続的な取り組みを促すアートプログラムの開発と実践評価- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 感性工学 高齢社会と共生工学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本感性工学会 |
巻・号・頁 | 18(1),13-18頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 吉岡 聖美 |
概要 | 嚥下機能の維持向上となる呼吸リハビリテーションに着目し,息を吹き込むことができるアート作品を制作して継続的な関わりを生成するアートプログラムを開発した.介護老人福祉施設の入所者を対象としてアートプログラムを実践し,プログラムの前後で参加者の気分が改善し,要介護高齢者においても,簡易な形の目口のパーツを配置・描画して笑った顔を作成する「スマイルアイコン」を用いたプログラムの心理的効果を確認した.また,参加者の能力に応じた素材の選択肢を設定することによって,要介護高齢者の能動的な制作参加を促すことが示された.アート作品を用いた呼吸リハビリテーションの実践では,参加者は30日間欠かさず取り組むことができ,長期間のリハビリテーションが可能であることを確認した.嚥下機能の評価においては,良好な状態が維持される結果が得られた.さまざまな心身機能のリハビリテーションにおいても,自身で制作したアート作品を用いることによって長期間の継続的な取り組みを促す可能性がある. |
researchmap用URL | https://doi.org/10.5057/kansei.18.1_13 |