イシバシ サダヒト
石橋 貞人 所属 経営学部 経営学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/11 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 職務特性が組織市民行動に及ぼす影響-職業性ストレスモデルにおける要求・コントロールモデルの視点から- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本経営システム学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 33(2),139-144頁 |
概要 | 本研究では、職務特性が組織市民行動に及ぼす影響について職業性ストレスモデルにおける要求・コントロールモデルの視点から構造方程式モデルで表現し、838人の回答者のデータから定量的に分析・検証した。
結果として、仮説モデルは支持されたことから、職務特性と組織市民行動の関係は、高要求・高コントロールの能動的ジョブがモチベーションを高め、組織市民行動を促進することが確認できた。また、相対的ではあるが要求に比べコントロールのパス係数が高いことから、仕事の負荷を増やすというよりは仕事の裁量権などの自由度が高い職務を行うことにより組織市民行動が促されることも確認できた。さらに経営資源の1つである「ヒト」を外在的にマネジメントするという立場から考えれば、マネジメント可能な職務設計について職務特性に配慮しながら行い、組織市民行動を促すことは可能であると考えらえる |