イタノ カズヒコ
板野 和彦 所属 教育学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/04 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | ドイツの体操教育改革運動とリトミック
――F.ヒルカーの指摘したリトミックの3つの問題点を中心に―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | ダルクローズ音楽教育研究 |
掲載区分 | 国外 |
出版社・発行元 | 日本ダルクローズ音楽教育学会 |
巻・号・頁 | 41 |
概要 | 身体運動を活用した音楽教育であるリトミックはジャック=ダルクローズにより創案され、当初ジュネーヴで実施された。しかし、各地でこれに興味を持ち、導入したいという人々が集まり、ジャック=ダルクローズを招聘して広く学ぼうとする輪が広がった。このような動きの中で特に早い時期に動いたのがドイツであった。ドイツ各地の学校でリトミックが導入され、1910年にはジャック=ダルクローズ本人をドレスデン近郊の都市、ヘレラウに建てられた学院へ学院長として招聘した。このような動きの中でリトミックによる教育について問題を指摘する人たちも出てきた。その代表的な人物がヒルカーである。本稿ではヒルカーの『体操原論』で指摘された3つの問題点について検討する。 |