シノヤマ ヒロフミ
SHINOYAMA Hirofumi
篠山 浩文 所属 教育学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/06 |
形態種別 | 学術雑誌 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 「NHK塩番組」から塩づくりに対する視点の変遷と塩製品多様化の要因を探る−NHK番組アーカイブス学術利用トライアルにおける映像解析を通じて− |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本家政学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 75(6),270-278頁 |
総ページ数 | 9 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 篠山浩文 |
概要 | 著者は、食料用塩国内自給を目標とした「第3次塩業整備(1959年〜1960年)」「第4次塩業整備(1971年〜1972年)」における塩田廃止が及ぼした日本の塩文化への影響について研究を進めている。その実地踏査の過程で、旧塩田地域において「塩田復元と塩づくりの復活」「塩田遺構の保存と伝承」といった、いわば「塩田文化遺産を未来へと繋ぐ活動」が活発に行われていることに遭遇した。一方、NHKはNHKアーカイブス事業において過去の番組映像の一部を公開している。予備的に、塩づくりを取り上げたNHK番組を検索したところ、塩田廃止当時に放送された塩田関連番組が複数存在することが明らかとなった。本研究は、実地踏査にて得られた「塩田文化遺産を未来へと繋ぐ活動」の知見を絡めながら、NHK番組アーカイブス学術利用トライアルにおける各「NHK塩番組」の解析により、塩田廃止が及ぼした日本の塩文化への影響、特に、塩づくりに対する視点の変遷や塩製品の多様化に至った要因等の考察を試みたものである。 |