シノヤマ ヒロフミ
SHINOYAMA Hirofumi
篠山 浩文 所属 教育学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/06 |
形態種別 | その他の著書・論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | NHK番組における「塩田」「塩」に対する視点の変遷─塩田文化遺産を未来へ繋ぐ活動の原動力を探る─ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本生活学会第46回研究大会梗概集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本生活学会 |
概要 | 太陽光・風力等を駆使した塩田による塩作りが廃止され、およそ50年となる。一方、近年「塩田による塩作りの復元」「塩田遺構の保存と伝承」といった「塩田文化遺産を未来へと繋ぐ活動」が旧塩田地域を中心に活発に行われている。例えば、愛媛県旧多喜浜塩田地域では、塩田作業から生まれた「かしょい(相手を思いやる・助け合う多喜浜塩田言葉)」の精神を子ども達に伝えたいといった想いを活動の原動力としている。本研究は、これまでにNHKで放送された「塩田」「塩」に関する保存番組をおよそ30本視聴、特に、1957年11月から1964年4月まで放送されたNHK最初のテレビ定時ドキュメンタリー番組「日本の素顔」における「日本政府専売品(1959年1月25日放送)」、第4次塩業整備(1971年〜1972年)前に放送された『新日本紀行(1968) 「西讃岐」』、1997年の塩専売制度廃止時に放送された『BSスペシャル(1997)「日本人の味はこうして作られた〜塩〜」』等における「塩田」「塩」に対する視点等を抽出・比較することにより、「塩田文化遺産を未来へと繋ぐ活動の原動力」の探索を試みたものである。 |