ホシヤマ アサギ
星山 麻木 所属 教育学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/01 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 乳児期の粗大運動発達がおくれた自閉スペクトラム症児の特徴について |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 小児の精神と神経 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | アークメディア |
巻・号・頁 | 59(4),373-383頁 |
総ページ数 | 11 |
著者・共著者 | ◎伊東祐恵 今井美保 星山麻木 |
概要 | 乳児期の粗大運動発達がおくれた自閉スペクトラム症の特徴について明らかにすることを目的とした。対象は発達指数70以上のASD17名について、粗大運動発達の獲得時期と順序、特徴と調査した。その結果、粗大運動発達の獲得について以下の知見が得られた。①全体的に獲得時期がおくれる②獲得順序が逆転する③座位や手膝這いの獲得は遅れたが歩行獲得は遅れない④シャフリングの4つのパターンが示された。また特徴として、手足の過敏、こだわりなどの兆候が乳児期からみられた。これらにより、感覚過敏やこだわりなどASDの特徴を視野にいれた適切な関わりを大切にすることが支援の上で重要であることが示唆された。 |