サイトウ テツヤ
齊藤 哲也 所属 建築学部 建築学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/09 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 那須の裾野にたつ家 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本建築学会大会学術講演梗概集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本建築学会 |
著者・共著者 | ◎齊藤哲也 小笠原岳 |
概要 | 敷地は那須連山の南東に広がる広大な裾野の一角、南東へ向かって緩やかに傾斜した大地が、無数の細かな河川を入り組みながら広がっている。最高峰の那須岳山頂から、およそ10km南東にある敷地は、北西方向に那須連山を望み、南東方向には敷地を流れる小川に沿って木々が深さを増していく。川面にそって流れる風は心地よく、敷地に立つと、なだらかに広がる那須の大地を感じさせてくれる。ここで建築をつくることとは、環境と人をつなぐ行為と考えた。ここでいう環境とは、敷地に通う光、風、水であり、四季を映す木々であり、遠い山並みを望む景色である。この行為から生じる空間は機能性や快適性のみにあらず、ひとつの固有の環境を体感できる装置として成立し得るだろう。目を閉じてなお那須の雄大な地形を感じられる建築を目指した。 |