フジムラ カズマサ
Kazumasa Fujimura
藤村 和正 所属 建築学部 建築学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/09 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 水辺再生に向けた武蔵野台地の湧水池の水循環過程に関する一考察 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 土木学会論文集G(環境) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 土木学会 |
巻・号・頁 | 80 |
総ページ数 | 9 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | ◎藤村和正、国分邦紀 |
概要 | 都市化された武蔵野台地の貴重な水辺である湧水池を再生するためには,水循環過程の解明が必要である.本研究は,1980年代に考案された貯留タンクで構成された簡素な構造の水循環モデルを用い,石神井公園三宝寺池を対象に,池水位データが取得できた8カ月間(2023年1月1日から8月31日)の解析を行った.そして,池からの流出量と地下水位の変動について実測値と比較し考察した.モデルに考慮した新たな点は,地下水揚水量を池流出量に加えたこと,地下水涵養域外に流出する損失量を加味したこと,である.解析の結果,日単位池流出量のNash指数値は0.7を上回り水循環モデルは良好な再現性を示した.湧水が枯渇した武蔵野台地の湧水池の水文特性について,一つの事例を示すことができた. |