テラダ コウスケ
寺田 耕輔 所属 理工学部 総合理工学科 職種 常勤教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/04 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 変形誘発で衝撃エネルギー吸収を調節できるプレス折線加工の提案 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本機械学会論文集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本機械学会 |
巻・号・頁 | 89(920),1-16頁 |
総ページ数 | 16 |
担当範囲 | 全部 |
担当区分 | 筆頭著者,最終著者,責任著者 |
著者・共著者 | 寺田耕輔 |
原著者 | 寺田耕輔 |
概要 | プレス成形加工は,自動車,産業機械,各種プラントなど多くの機械構成部品の製造方法に利用されている大量生産工法である.しかし,適用できる形状自由度には制限もあり,それゆえに部品開発過程において割れ/皺・スプリングバック等の対策をとらねばならず,成形金型開発費などを含めた設備投資額は一般的に高額であるため,少量生産の場合では採算的に適用が難しくなることはよく知られている.これに対して,板金加工は,形状自由度は高く設備投資額は少額であるが,少量生産のみに限定される条件がある.
筆者は前報(寺田,萩原,2021)において,プレス折線加工と曲げ加工によって成形する方法は,形状自由度は高く設備投資額は小さく,実験や試作用として少量生産から大量生産まで適用を期待できることを報告している.本稿では,次の二項目について提案する. ①変形誘発のためのプレス折線加工 ②板厚低減のないプレス折線加工 これら二項目についての実験およびFEM(Finite Element Method)解析を行い,実験結果およびFEM解析結果をもとに考察し得られた知見について報告する. |