シノヤマ ヒロフミ   SHINOYAMA Hirofumi
  篠山 浩文
   所属   教育学部 教育学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/06
形態種別 その他の著書・論文
査読 査読あり
標題 塩文化の多様化とNHK「塩」番組との関係性─NHK番組アーカイブス学術利用トライアルを活用した一考察─
執筆形態 単著
掲載誌名 日本生活学会第47回研究大会梗概集
掲載区分国内
出版社・発行元 日本生活学会
概要 日本では、1970年代はじめの国策による塩田廃止以降、食塩はイオン交換膜製塩法(工場内製塩)によるものとなった。しかしながら1997年4月の塩専売制廃止を機に、塩田による塩づくりの復活、地域復興等を目的とした新たな工夫を凝らした塩づくり、さらに塩のスペシャリスト「ソルトコーディネーター」「ソルトソムリエ」の登場など、塩専売制廃止以前とは異なる塩文化の多様化が進んでいる。
 本研究は、塩専売制廃止時およびそれ以降の「塩」をテーマとしたNHK番組(NHK「塩」番組)と現在の塩文化の多様化との関わりについて、2019年第3回NHK番組アーカイブス学術トライアル採択課題『日本における塩専売制廃止以降の塩文化の多様化とNHK「塩」番組との関係性』におけるNHK保存番組の視聴・解析を通じて考察したものである。
*解析方法:NHK「塩」番組をNHKクロニクルにおける番組表ヒストリーにより検索し、NHKに保存されている「塩」番組の「映像内容」「番組構成」「出演者の発言」「ナレーション」等から現在の塩文化多様化との関わりを解析した。