ウザワ ユミコ   UZAWA Yumiko
  鵜沢 由美子
   所属   人文学部 人間社会学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 「ジェンダー・セグリゲーション研究における実践理論の有効性、可能性と課題」
執筆形態 単著
掲載誌名 女性労働研究
出版社・発行元 女性労働問題研究会編 青木書店
巻・号・頁 52,91-109頁
概要 社会学では、社会現象を説明するのに「方法論的個人主義」と「方法論的集合主義」という二つの理論的立場が拮抗してきた。この対立をとき、構造と行為とを結ぶ研究が今日進みつつあるが、代表的な理論を提示した研究者がP.BourdieuとA.Giddensである。両者をジェンダー研究に応用しているOrtner、Connellは両者を含む一連の研究を実践理論(practice theory)と命名している。本論文では、同じように再構築されつつ、その一方で何がしか変容しているように思える専門職のセグリゲーションを読み解くため、筆者が応用展開した実践理論の枠組みを提示し、その有効性と可能性、限界と課題を検討した。