タカハシ ナミコ
TAKAHASHI Namiko
高橋 南海子 所属 心理学部 心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 急激な在宅勤務開始に伴う仕事と私生活変化の経験と様々な心理指標との関連 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 産業・組織心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 産業・組織心理学会 |
巻・号・頁 | 35(1) |
著者・共著者 | 大塚泰正、原恵子、中村准子、岡田昌毅、堀内泰利、三好きよみ、持田聖子、高橋南海子、有野雄大、糟谷充子、須藤章、尾野裕美、鷲阪由紀子 |
概要 | COVID-19の影響により2020年に入って急激に導入されることになった在宅勤務やテレワークが,労働者の仕事や私生活にどのような変化の経験を生じさせたのかを明らかにし,これらと様々な心理指標との関連を検討した。COVID-19の影響により2020年1月以降はじめて在宅勤務を経験した日本人労働者56名を対象に,在宅勤務により仕事や私生活にどのような変化が生じたかについて尋ねる半構造化面接を実施し,質問項目を作成した。その後,2020年4月の緊急事態宣言前後にはじめて在宅勤務を開始した日本の労働者923名を対象にweb調査を実施した。因子分析の結果,仕事や私生活変化の経験は「業務のしにくさ」,「ワーク・ライフ・バランスの取りやすさ」,「業務に関連した対人関係の改善」,「家族との関係の改善」,「業務中の家族からの干渉」,「勤務の長時間化」,「部下評価の難しさ」の7因子に分類された。これらの下位尺度と仕事のストレッサー,仕事の資源,ストレス反応,ポジティブ・アウトカム,ワーク・ライフ・バランス,ワーク・ファミリー・コンフリクトとの関連を検討した。 |