アオキ イチロウ   AOKI Ichirou
  青木 一郎
   所属   経済学部 経済学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/03
形態種別 その他の著書・論文
標題 法人課税の根拠に関する一齣―法人実在説,法人擬制説に注目して―
執筆形態 単著
掲載誌名 富士大学学術研究会会報『星辰』
巻・号・頁 (74),26-29頁
概要 本稿は,法人実在説,法人擬制説という課税根拠(課税に際しての説得の論理)それぞれに即す税制が,実施されてきた歴史的経緯から示される教訓として,特に,戦中と戦後のような,急激な経済変動に対応して生じた急激な税制の変化とともに,課税根拠も大きく変化した状況が,課税根拠が有する,課税をすることに関する説得の論理としての効力を弱め,国民感情において,課税が困難となる可能性を高めた点を指摘し,急激な経済変動を回避する経済政策の有効性を示唆している.