アオキ イチロウ
AOKI Ichirou
青木 一郎 所属 経済学部 経済学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/08 |
形態種別 | その他の著書・論文 |
標題 | 東日本と西日本間における国庫負担金の格差要因についての一示唆―老人保護費負担金、児童保護費負担金について- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 富士大学学術研究会会報『星辰』 |
巻・号・頁 | (81),16-30頁 |
概要 | 本稿は、地方財政支出の地域間格差要因解明に関する先行研究を示し、その中から、東西格差研究において有効性を持つと考えられる視角をもつ、Hambor,Phillips and Votey(1973)の地方政府の支出決定式を吟味し、老人保護費負担金、児童保護費負担金の格差要因解明のプロセスを追究している。しかしながら、この支出決定式の特徴が、その支出の成果(アウトプット)の影響が支出決定モデル内に明確に組み込まれている点にある中で、福祉関係のアウトプットを示す指標が少ないことが、分析を困難にしている。このような中、本稿は、アウトプットとなり得る指標についてもいくつかの示唆を行っている。 |