ヨシオカ キヨミ   YOSHIOKA Kiyomi
  吉岡 聖美
   所属   デザイン学部 デザイン学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012/03
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 ホスピタルアートとして求められる絵画の造形要素の考察
執筆形態 単著
掲載誌名 基礎造形
出版社・発行元 日本基礎造形学会
巻・号・頁 020,51-56頁
著者・共著者 吉岡聖美
概要 ホスピタルアートとして患者に求められる絵画について、「自然な」「やさしい」「あたたかい」「リラックスした」「穏やかな」「やわらかい」「明るい」「陽気な」「さわやかな」「好きな」「軽い」といったイメージを確認した。曖昧な輪郭で線がなく形の要素が少ない表現の絵画は、「穏やかな」「リラックスした」という印象が大きく、垂直線・水平線を強調した表現の絵画は、「陽気な」「軽い」という印象が大きく、ビビッドトーン、ブライトトーン、ライトトーン、ペールトーン、黄緑、ピンク、橙、水色、クリーム色、うすい青、黄、赤、こげ茶色、青、の色彩要素は、「自然な」「やさしい」「あたたかい」「リラックスした」「穏やかな」「やわらかい」「明るい」「陽気な」「さわやかな」「好きな」「軽い」というイメージに関係する色彩要素であることから、これらの造形要素を用いた表現の絵画を制作し、病院の外来待合に展示して患者の印象評価を調査した。その結果、患者はこれらの絵画によい印象を感じることが示された。