ヨシオカ キヨミ
YOSHIOKA Kiyomi
吉岡 聖美 所属 デザイン学部 デザイン学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/01 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 顔アイコンの描画による気分の変化
-目口のパーツにみる表情と形の特徴 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | デザイン学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本デザイン学会 |
巻・号・頁 | 63(5),43-48頁 |
著者・共著者 | 吉岡聖美 |
概要 | 本研究では,簡易な形の目口のパーツによって構成される顔アイコンを描画することによる気分の変化を調査する。加えて,描画した目口のパーツの形を分類し,気分の変化に関係する顔アイコンの特徴を調査することを目的とする。笑顔のアイコンを描画することによって,POMS短縮版における「緊張-不安」「抑うつ-落ち込み」「怒り-敵意」「疲労」が低下して気分が改善することが示された。描画した笑顔のアイコンは,目頭と目尻を下げて弧を描く形の目のパーツと,口角を上げて弧を描く形の口のパーツが多くを占めることが示され,心理的効果が期待できる笑顔のアイコンであるスマイルアイコンの特徴を確認した。一方,怒った顔のアイコンを描画することによって,「活気」が低下して,「怒り-敵意」は上昇し,気分が悪化することが示された。また,笑顔のアイコンは口のパーツの形によって表情が表される傾向にあり,怒った顔のアイコンは目のパーツの形によって表情が表される傾向にあることを確認した。 |
researchmap用URL | https://doi.org/10.11247/jssdj.63.5_43 |