アオヤマ ヒデマサ
青山 英正 所属 人文学部 日本文化学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 連鎖する志――安政の大獄における〈義民〉の詠歌 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 明星大学日本文化学部紀要 |
巻・号・頁 | (18),69-82頁 |
概要 | 幕末期には、庶民にも政治や軍事への高い関心と行動力を有したり、身分制度を飛び越えて忠誠のために身を賭したりする者が現れ、その思想や心情を歌に詠むようになる。そうした事態がいかにして出来したかを明らかにすべく、本論では幕末水戸藩の〈義民〉に着目し、その形成過程をたどった上で、彼らが安政の大獄時に、それ以降の志士を先取りする形で政治的な「志」を媒介として連鎖的に詩歌を詠んでいたことを紹介した。 |