タンノ タカユキ   TANNO Takayuki
  丹野 貴行
   所属   心理学部 心理学科
   職種   准教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2009
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 Single-sample discrimination of different schedules' reinforced interresponse times
執筆形態 共著
掲載誌名 Journal of the Experimental Analysis of Behavior
巻・号・頁 91,pp.157-167
担当区分 筆頭著者,責任著者
国際共著 国際共著
著者・共著者 Takayuki Tanno
Alan Silberberg
Takayuki Sakagami
概要 【第一著者・責任著者】著者らのこれまでの研究では、ラットのレバー押し反応率(Tanno & Sakagami, 2008)とヒトのスケジュール弁別(Silberberg et al., 2008) において、強化のメカニズムとして反応‐強化子間の近接性を重視する微視的理論が支持されてきた。本研究では、両実験をつなぐものとして、ラットを用いたスケジュール弁別の実験を行った。標準的なオペラント箱において、背面パネルの1つのレバーに任意の2種類のスケジュールのどちらかを一定時間割り当て、その後にそのスケジュールがどちらであったのかを弁別を正面パネルの2つのレバーにより求めた。その結果、背面パネルレバーにおける強化子提示直前の反応間時間の違いにより、正面レバーへの弁別反応を行っていたことが示された。これより、ラットのスケジュール弁別においても微視的理論を支持する結果が得られた。