タンノ タカユキ   TANNO Takayuki
  丹野 貴行
   所属   心理学部 心理学科
   職種   准教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2008
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 On the primacy of molecular processes in determining response rates under variable-ratio and variable-interval schedules
執筆形態 共著
掲載誌名 Journal of the Experimental Analysis of Behavior
巻・号・頁 89,pp.5-14
担当区分 筆頭著者,責任著者
著者・共著者 Takayuki Tanno
Takayuki Sakagami
概要 【第一著者・責任著者】強化子提示が反応回数に依存する変動比率(Variable Ratio: VR)スケジュールと、それが時間間隔に依存する変動時隔(Variable Interval: VI)スケジュールを比較すると、前者でより高い反応率が観察される。丹野・坂上(2005)はこの現象を検討した先行研究を整理し、強化子提示直前の反応間時間の違いを重視する微視的理論を支持する結果が多いことを示した。本研究はそのさらなる検証である。ラットのレバー押しを用いて、微視的な特徴はVRに類似するが巨視的な特徴はVIに類似する3種類のスケジュール(Regulated Probability Interval、Negative Feedback、Tandem Variable-Interval Differential-Reinforcement-of-High-Rate)を検討した。その結果、このいずれのスケジュールにおいてもVRと同程度の反応率が示され、これより本研究でも微視的理論を支持する結果が得られた。