ワダ ヤスタカ
WADA Yasutaka
和田 康孝 所属 情報学部 情報学科 データサイエンス学環 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/05 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | MP3エンコーダを用いたOSCARヘテロジニアスチップマルチプロセッサの性能評価 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム |
巻・号・頁 | 48(SIG8(ACS18)),141-152頁 |
著者・共著者 | 鹿野 裕明, 鈴木 裕貴, 和田 康孝, 白子 準, 木村 啓二, 笠原 博徳 |
概要 | 汎用プロセッサや専用プロセッサ,アクセラレータ等,様々な種類のプロセッサエレメント(PE)を複数個同一チップ上に集積し,処理を並列で行うことで,動作周波数を過度に引き上げることなく,消費電力を抑えつつ高い演算性能を得ることが可能なソフトウェア協調ヘテロジニアスチップマルチプロセッサ(HCMP)の有効性を評価した.本プロセッサは各PEにローカルメモリ,データ転送機構および電力制御機構を持ち,コンパイラと協調することで性能向上と低電力の両立を狙う.今回,MP3エンコーダプログラムを利用し,その並列処理方式と電力制御方式を検討し,HCMP上での評価を実施した.その結果,汎用プロセッサコア2個,動的再構成プロセッサコア4個を搭載したHCMPは,汎用プロセッサ1個のシングルコアプロセッサと比較して18.4倍の性能向上となることが分かった.また,同様の構成に対し電力制御を実施することにより,汎用プロセッサ1個のシングルコアプロセッサに対し,電力消費エネルギーを最大80.0\%削減できることが確認できた. |
ISSN | 1882-7829 |