チョウ カイジョウ
趙 海城 所属 人文学部 国際コミュニケーション学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/09 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 関係性動詞の装定用法について―「富む」「異なる」「含む」を例に― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東アジア言語文化研究 |
出版社・発行元 | 東アジア言語文化研究会 |
巻・号・頁 | (9),154-172頁 |
著者・共著者 | 趙海城 |
概要 | 本稿は、「富む」「異なる」「含む」の装定用法の意味的な異同点を考察した。装定用法の「富む」「異なる」「含む」は「述定的装定」として、述定用法に近い機能をしている。統語的に見ると、ル形は主名詞の範囲を限定する成分と共起しやすいが、主名詞の状態を描写する成分、状態性をより具体的に把握する程度表現と共起しにくい。一方、「富んだ」「異なった」「含んだ」はより現実的で、特定の時点における状態を表す。三者は程度表現及び主名詞の状態描写をする他の成分とも共起しやすい。 |
ISSN | 17385237 |