チョウ カイジョウ
趙 海城 所属 人文学部 国際コミュニケーション学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | テモ譲歩文の文法化と主観化―日中対照の立場から- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 明星大学研究紀要 人文学部 |
出版社・発行元 | 明星大学 人文学部 |
巻・号・頁 | (51),89-99頁 |
著者・共著者 | ◎張北林・李光赫・趙海城 |
概要 | 本稿は、「テモ」譲歩文を文法化と主観化の立場から考察したものである。日本語の「テモ」譲歩文は典型的形式、複合辞的形式と接続的形式といった三類型の形式がある。典型的形式は否定的継起、総括的譲歩関係、同類的譲歩関係を表せる。複合辞的形式は逆条件、話題提示などを表せる。接続的形式は逆条件、談話機能や逆接類複文の他の下位タイプを表せる。「テモ」譲歩文の三類型は段階的に「文法化」されていくことが確認できた。この過程の中で、文法的意味の拡張と用法の変化が進むと同時に、主観性もだんだん強くなってくることが分かった。
共同研究につき担当分抽出不可能。 |
ISSN | 0388-1318 |