ササハラ チホコ
笹原 千穂子 所属 教育学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 子どもの菓子摂取頻度と親の食意識に関する研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 明星大学健康・スポーツ科学研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 9,13-19頁 |
著者・共著者 | ◎笹原千穂子,小宮千尋 |
概要 | 東京都内の小学生とその保護者を対象とした子どもの菓子摂取頻度や食習慣,食に対する意識に関するアンケートを実施し430名の有効回答を得た.1週間あたりの菓子摂取頻度で少菓子群と多菓子群に分け,アンケート結果について群間の相違を検討した.その結果,少菓子群と多菓子群で,保護者の食意識に関するアンケート項目では差がみられなかった.しかし,少菓子群の保護者は多菓子群よりも手作りの菓子を与えている人が多く,子どもの菓子に関してより関心があると考えられた.菓子の内容については,多菓子群の方が,チョコレートを食べている子どもが多いという結果がみられた.また,菓子を食べる理由として,少菓子群は,「お腹がすくから」「家にあるから」の回答が多い傾向がみられ,多菓子群では,「お菓子が好きだから」「勧められるから」の回答が多い傾向がみられた.
本研究では,子どもの菓子摂取頻度により保護者の食意識の差はみられなかったが,菓子の内容や普段の食習慣などに影響があることが明らかとなった. |