ヤナガワ アキ
  柳川 亜季
   所属   理工学部 総合理工学科
   データサイエンス学環
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/10
形態種別 その他の著書・論文
査読 査読あり
標題 多摩川河川敷における大規模出水前後の粒径組成,地中性昆虫および植生
執筆形態 共著
掲載誌名 環境システム研究論文集
掲載区分国内
著者・共著者 遠藤 壱生、和田 薫、梶川 耕、梶谷 駿介、渡久地 海征、柳川 亜季
概要 本研究では,2019年10月の台風19号による大規模出水における粒径および動植物への影響について,出水直後の評価をすることを目的とした.上流域では,河川近くの調査地点2点が流出した.また,最も河川から離れていた地点では,表層0-5㎝の2㎜以上の巨礫の割合が増加し,昆虫は減少し,70%以上あった植物の被度が0となった.中流域では,出水以降昆虫は1地点で1体確認されたのみで, 植生が0となった礫河原を出現させた.また,調査地点の流出はおこらず,むしろ巨礫の堆積が顕著であった.一方で,河口では,粒径および動植物の台風前後の違いはほとんど確認されなかった.