タマオキ ユウスケ
玉置 佑介 所属 教育学部 教育学科 職種 特任准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 障害者水泳をアダプテッド・スポーツにする―「待つ」という実践的行為に注目して― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『武蔵社会学論集: ソシオロジスト』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 武蔵社会学会 |
巻・号・頁 | (23),149-173頁 |
総ページ数 | 24 |
著者・共著者 | 玉置佑介 |
概要 | 本稿は、障害者水泳の指導員と生徒との関係性にみられる「待つ」という実践的行為に焦点をあてる。また、障害のある人のスポーツの社会的位置づけを概観しながら、「アダプテッド・スポーツ」の理念について検討し、「競技性」を重視したアスリート中心のリアリティが析出されていく傾向にたいし、「競技性」以前の領域の意義について「障害の関係者」という視点に言及しながら検討する。くわえて、障害者水泳の指導員に要請される「待つ」という実践的行為が具体的にいかなるものかを確認するために、福祉場面における介助実践を概観し、「待てるようになる」ところからはじめられる関係性の契機について考察していく。 |