タマオキ ユウスケ
玉置 佑介 所属 教育学部 教育学科 職種 特任准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 障害者水泳の指導員として「待つ」ということ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『上智大学社会学論集』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 上智大学社会学科 |
巻・号・頁 | (39),77-93頁 |
総ページ数 | 16 |
著者・共著者 | 玉置佑介 |
概要 | 本稿は、障害者水泳の指導員と生徒との関係性にみられる「待つ」という実践に焦点をあてる。重度の知的障害児・者たちは、指導のなかでさまざまな事柄を指導員たちに要求してくる。その意味や意図について、指導員が確固たる確信をもって理解することは困難である。指導員たちは当事者たちが投げかけてくる「確認」や「準備」、「要請」に応えつつも、指導のタイミングを推し量りながらその適切なタイミングを「待つ」ことで水泳指導を組織化しようとしている。本稿では、この「待つ」という営みについて検討することを通じ、「健常者」たる指導員と重度の知的障害を有する生徒との関係性について社会学的に検討を試みる。 |