シバタ マサオ   SHIBATA Masao
  柴田 雅生
   所属   人文学部 日本文化学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 表記の「ゆれ」を再考する
執筆形態 単著
掲載誌名 明星大学紀要日本文学科編
掲載区分国内
巻・号・頁 (30),11-14頁
総ページ数 4
概要 日本語学において「ゆれ」という用語が提示されて久しい。この用語は主に音韻やアクセントを対象としつつも、文法や語彙、表記の分野においても使用されてきている。しかしながら、こと表記の分野において、標準的な表記形態が想定される現代においては「表記のゆれ」が一定の意味を有すると考えられるのに対して、歴史的文献における表記については、複数の表記形態が見られる状態を「表記のゆれ」と捉えてよいものか、より一層慎重に考究する必要があることを述べた。