サカイ アツシ   Atsushi Sakai
  境 敦史
   所属   心理学部 心理学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/03
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 知覚の“時間的”諸相に関する試論
執筆形態 単著
掲載誌名 哲学・第130集
出版社・発行元 慶應義塾大学・三田哲学会
巻・号・頁 (130),41頁
概要 「時間の知覚」という語法が変則的であり、ギブソンの主張通り、「時間」は概念であって知覚されるべく外界に存在していないが故に、「時間を知覚する」ことはできないことを指摘した上で、「時間」として抽象され得る知覚の諸相(知覚の“時間的”諸相)に関する暫定的分類を示した。この過程で、「現実世界とは独立のものとして想定された概念である、物理的時間からの逸脱」としてしか言及されない、「主観的」な、或いは「心理的」な「時間」について探求することを退けた。