ハヤシ シンイチロウ
林 伸一郎 所属 教育学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 16世紀スコラ神学における「神直観への自然本性的欲求」の諸相 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 明星大学研究紀要-人文学部 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 明星大学 |
巻・号・頁 | (52),1-17頁 |
概要 | 16世紀スコラ神学において、人間の歴史的現実としての「十全な本性の状態」と「堕落した本性の状態」を理解するための基礎概念として「純粋本性の状態」という概念が新たに析出されていく過程を、伝統的に認められていた「神直観への自然本性的欲求」が否定されていく過程、従って神との根源的連関の切断過程として捉え、トマス・アクィナス、カエタヌス、ドミンゴ・デ・ソト、ベラルミヌス、スアレスのテキストを取り上げ、この自然本性的欲求の理解の変遷を追うことで、その過程を明らかにすることを試みた。 |