アマオカ トシタカ
AMAOKA Toshitaka
尼岡 利崇 所属 情報学部 情報学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/11 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 影ユーザーインタフェース: 影をインタフェースとした実体とのインタラクション手法の提案 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 芸術科学会論文誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 1(3),130-137頁 |
著者・共著者 | 菊池康太、尼岡利祟 |
概要 | 本研究では,実影をインタフェースとして,実世界の物体に影響を与える,影ユーザーインタフェース (KUI) を提案する. 既存の影を使った研究では,影を生成する実体を操作することで,影とのインタラクションを行うものがほとんどである. KUI では,古くからある影絵等の概念に着目し,実体と影の関係性を反転させ実影を操作することで,実体に影響を与えるイ ンタラクションを実現する.これにより,実体が変化することで,実影にもその変化が反映される.KUI を介しこのような 実影と実体間で循環を発生させることにより,インタラクション体験を提供する点で新規性を有する.本稿では,KUI の実 装例として,ピンチインピンチアウトによる実体の上下移動システムと,タッチによる移動停止システムを制作し,評価実験 を行った.その結果,本提案手法により,ユーザーに対し直感的かつ新しいインタラクション体験を提案することが出来た. |