イワシタ シュンジ
岩下 俊治 所属 人文学部 国際コミュニケーション学科 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 1990/11 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | Relative Clauses as Complex Predicates |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Metropolitan Linguistics |
出版社・発行元 | 東京都立大学 |
巻・号・頁 | 10,pp.55-75 |
概要 | 変形生成文法の枠組みでは、who, whichなどを用いたwh-疑問文と関係節は、wh-移動を派生の段階で含む構文として、その文法性について類似点が指摘されてきた。しかし、この両者には、弱交差(weak crossover)、再述代名詞(resumptive pronoun)、that-痕跡(that-trace)を含む構文において疑問文では非文となるが、関係節ではその文法性が、疑問文よりも高いということが指摘された。この文法性の違いは、関係節は複合述部(complex predicate)であるが疑問 文はそうでないという相違点に起因するものと結論づけた。 |
ISSN | 0289-9396 |