|
スギモト アキコ
杉本 明子 所属 教育学部 教育学科 職種 教授 |
|
| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2022/03 |
| 形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | 読字に関わる2つの神経学的経路に関する考察 -異なる言語・書記体系のディスレクシアの読字過程の脳科学研究から- |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 明星大学通信制大学院紀要 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 明星大学通信制大学院 |
| 巻・号・頁 | 21,109-120頁 |
| 総ページ数 | 12 |
| 担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
| 著者・共著者 | 杉本 明子 |
| 概要 | 本稿では、異なる言語・書記体系に共通する読字の脳のネットワークとディスレクシアの神経学的病変部位が存在するのか否かについて、表音文字(アルファベット)を使用する欧米のディスレクシアと表語文字(漢字)を使用する中国語ディスレクシアの脳画像研究、異なる言語の健常母語話者の読字過程の脳神経学的研究、および、表音文字(仮名文字)と表語文字(漢字)の2種類の文字を同時に使用する日本語の後天性失読症の脳神経科学研究で明らかになった知見に基づいて考察した。その結果、異なる言語の読字に関わる2つの共通する神経経路と普遍的なディスレクシアの病変部位が存在する可能性が示唆された。 |