| ヨシオカ キヨミ
            YOSHIOKA Kiyomi 吉岡 聖美 所属 デザイン学部 デザイン学科 職種 教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2013/04 | 
| 形態種別 | 学術雑誌 | 
| 査読 | 査読あり | 
| 標題 | 画像鑑賞と描画作業の体験における気分の評価 -療養環境改善のためのホスピタブルアートの検討- | 
| 執筆形態 | 共著 | 
| 掲載誌名 | デザイン学研究 | 
| 出版社・発行元 | 日本デザイン学会 | 
| 巻・号・頁 | 60(2),95-100頁 | 
| 担当範囲 | 全て | 
| 著者・共著者 | 吉岡聖美 | 
| 概要 | 療養環境を改善するためのホスピタブルアートの活動について検討することを目的として,画像鑑賞と描画作業の体験による気分の変化を気分プロフィール検査(Profile of Mood States; POMS)短縮版によって評価し,刺激前後における気分の差を比較する。本研究では,描画作業をハンズオンと定義する。「落ち着く,安心な,リラックスした,おだやかな,快い,好きな」「おもしろい,興味のある,個性的な,刺激のある」「にぎやかな,陽気な」の評価が大きい画像を鑑賞することで,POMS尺度の「緊張-不安」「抑うつ-落ち込み」「怒り-敵意」「活気」「疲労」「混乱」が有意に低下した。画像鑑賞後に,好みの画像を基に自由に描画するハンズオンを体験することで,「緊張-不安」「抑うつ-落ち込み」「怒り-敵意」「疲労」「混乱」は低下した状態を保ち,「活気」は有意に上昇した。療養環境改善のためのホスピタブルアートとして,アート鑑賞やアートワークショップ活動の有効性が示唆された。 | 
| researchmap用URL | https://doi.org/10.11247/jssdj.60.2_95 |