| アオキ イチロウ
            AOKI Ichirou 青木 一郎 所属 経済学部 経済学科 職種 教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 1998/01 | 
| 形態種別 | その他の著書・論文 | 
| 標題 | 書評「日本の財政改革」(井堀利宏著,ちくま書房) | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 時事通信社『財政金融』 | 
| 巻・号・頁 | (9039),13頁 | 
| 概要 | 本書の骨子において,もっとも興味深い点は,以下の指摘である.日本の財政赤字の現状と問題点および日本財政の将来像を展望する本書は,財政硬直化,クラウデングアウトといった財政赤字の弊害を回避するためには,基本的に支出抑制か増税によるしかないと指摘している.その上で,現状では,増税よりも支出抑制の方が容易で,そのためには受益と負担を一致させ,受益者負担を基本とする財政システムの構築が重要であると説いている. |