ハマノ タカシ   Takashi HAMANO
  浜野 喬士
   所属   教育学部 教育学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2025/11
形態種別 学術雑誌
招待論文 招待あり
標題 プラトナーを挟んで対峙するフィヒテとカント : プラトナーの一七九三年版『哲学的アフォリスメン』、フィヒテの『論理学・形而上学講義』、そしてカントの「人間学講義」とレフレクシオーン群
執筆形態 単著
掲載誌名 フィヒテ研究
掲載区分国内
出版社・発行元 日本フィヒテ協会
巻・号・頁 33,23-31頁
概要 フィヒテは一七九〇年代中期以降、エルンスト・プラトナー(Ernst Platner、一七四四年生、一八一八年没)の著作を用いて哲学への入門的講義、いわゆる『論理学・形而上学講義』を行っていたことはよく知られている。一方で、このプラトナーが提唱していた「人間学」は、カントにとっては、一七七二年冬学期から開始した「人間学講義」以降、カントが自分の「人間学」を構想するうえで、自分の計画とは異なるものとして、繰り返し意識し、批判的に言及してきた、いわば
仮想敵でもある。本論文は、上記のような事情を念頭に、フィヒテとカントを直結させて論じるのではなく、そのあいだにあえてプラトナーを挟み、フィヒテとプラトナー、そしてカントとプラトナーという関係をいくつかの論点から考察。
researchmap用URL http://fichte-jp.org/2025Fichtestudien33/33_05_Hamano.pdf