| アオキ イチロウ
            AOKI Ichirou 青木 一郎 所属 経済学部 経済学科 職種 教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 1999/08 | 
| 形態種別 | その他の著書・論文 | 
| 標題 | 変化率に見る基準財政需要の性格と国庫支出金の地方交付税化の可能性 | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 富士大学学術研究会会報『星辰』 | 
| 巻・号・頁 | (55),18-26頁 | 
| 概要 | 基準財政需要が,景気動向に即しほとんどの市町村において同方向に変動する点を,47都道府県,岩手県各市町村の動向から示唆し,基準財政需要算定が客観性に基づいてなされていない点を指摘した.さらに,基準財政需要が(上記のように)一律に同方向へ変動する,という状況をもたらす要因の一つとして,単位費用の変動がある点を,基準財政需要算定のしくみの観点から示唆.その上で,単位費用増加の結果増額される地方交付税が,国庫支出金の代替財源となる可能性を追究.すでに,同雑誌52号~54号で指摘したように,完全な代替は不可能で,大幅な代替も困難だが, 国庫支出金にその財源を依存する傾向の強い項目の単位費用増加により,数百種類ある国庫支出金の中には,少額であれば地方交付税化が可能なものが存在する可能性がある点を示唆. |