テラダ マサヤ
TERADA Masaya
寺田 征也 所属 人文学部 人間社会学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013 |
形態種別 | 学術雑誌 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 鶴見俊輔の社会学的可能性——プラグマティズム・アナキズム・大衆文化—— |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 社会学史研究 |
出版社・発行元 | 日本社会学史学会 |
巻・号・頁 | (35),31-46頁 |
概要 | 鶴見俊輔の仕事を社会学的に読解する可能性を、かれのプラグマティズム、アナキズム、大衆文化論の内在的分析を通じて探求した。鶴見はG.H.ミードの思想を「記号の社会学」と評したが、鶴見の記号論、大衆思想史研究、漫画論はミードの作品論、相互行為論と極めて近しく、かれの思想は結果として「記号の社会学」の実践であったことが示唆された。また、ミードおよび井上俊の芸術および文学に関する議論を参照することで、鶴見を社会学の一理論として読解しなおす可能性があることを示した。 |