タンノ タカユキ
TANNO Takayuki
丹野 貴行 所属 心理学部 心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 比較の共通理解とは何か |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 動物心理学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 58,92-93頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | ◎丹野貴行 |
概要 | 同誌に掲載された後藤・牛谷(2008)論文に対するコメント論文である。彼らは、比較心理学の方法論として、ヒトと動物に共通する行動原理を探究する普遍論的アプローチと、組織的な種間比較を通して心の進化史の解明を目指す進化論的アプローチの2種類を論じ、後者を比較心理学の今後の方向性と位置づけた。これに対するコメントとして、研究の方向性を明確化するものとしてその主張を評価する一方で、行動分析学や学心理学の分野は普遍論的アプローチに立つものであり、こうした分野でさえも進化論的アプローチを強要させるような議論はやや行き過ぎているという見解を述べた。 |