タンノ タカユキ
TANNO Takayuki
丹野 貴行 所属 心理学部 心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 実験的行動分析と徹底的行動主義の関係性――概念分析―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 行動分析学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 35,111-127頁 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | 丹野貴行 |
概要 | 実験的行動分析と徹底的行動主義の関係性について概念分析を行った。構成は、1)Journal of the
Experimental Analysis of Behavior 誌の歴史的経緯に基づく実験的行動分析の4 つの特徴の整理、2)徹底 的行動主義の基本となる3 つの軸の整理、3)両者の関係性についての論考、4)こうした概念分析の現 代的意義の一例としての、行動分析学と心理学における再現性の危機との関わり、であった。徹底的行 動主義とは、単に行動の科学的研究を指すのではなく、心理学の主題とその研究方法論をめぐる主張で ある。本稿では、実験的行動分析の「基盤」として徹底的行動主義が示され、またその不可分に結びつ いた関係性が、心理学における再現性の危機への健全性を支えていることが論じられた。 |