| イワミ ノリオ 岩見 徳雄 所属 理工学部 総合理工学科 職種 准教授 | |
| 言語種別 | 英語 | 
| 発行・発表の年月 | 2010/06 | 
| 形態種別 | 学術雑誌 | 
| 査読 | 査読あり | 
| 標題 | Musty odor in Tilapia(Oreochromis niloticus) cultured in cages and earthen ponds | 
| 執筆形態 | 共著 | 
| 掲載誌名 | Journal of Agriclturel Rsearch and Extention | 
| 巻・号・頁 | 27(1),pp.19-27 | 
| 著者・共著者 | Niwooti Whangchai, Chayarat Pleumsumran, Siraprapa Fakrajang, Norio Iwami and Tomoaki Itayama | 
| 概要 | タイ北部では主要な食用魚としてティラピアの養殖が盛んである。通常、ティラピアは素掘りの養殖池で養殖されているが、池水ではカビ臭物質(geosmin、MIB)を産生する藍藻の発生が原因でティラピアに各種カビ臭物質が付着し食用魚としての価値を低下させている。こうしたカビ臭問題を対策するため新たな養殖方法としてケージを用いた養殖方法を提案してきた。今回、素掘り池とケージの両者を用いたティラピアの養殖実験で各カビ臭物質のティラピアへの付着量を調べた。結果としてケージは素掘り池に比べ明らかにカビ臭物質の付着量が低減できることが明らかとなった。これは、ケージにおいてカビ臭原因となる藍藻Oscillatoria、Anabaena、Pseudanabaenaが素掘り池に比べはるかに少なかったことに起因する。今後はケージにおいてカビ臭藍藻が低減化した原因解明が課題である。(共同研究につき本人担当部分抽出不可能) |