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アマオカ トシタカ
AMAOKA Toshitaka
尼岡 利崇 所属 情報学部 情報学科 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2025/11 |
| 形態種別 | 学術雑誌 |
| 査読 | 査読あり |
| 標題 | Mixing Dropper : 自動調色と液体特性による描画手法の提案 |
| 執筆形態 | 共著 |
| 掲載誌名 | 芸術科学会論文誌 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 巻・号・頁 | 24(4),15:1-15:10頁 |
| 総ページ数 | 10 |
| 担当区分 | 最終著者 |
| 著者・共著者 | 内堀元聡, 尼岡利崇 |
| 概要 | 本研究では,デジタル画像の重要性が相対的に低下していると考えられる現代において,デジタル画
像に新たな体験価値や鑑賞方法を付与することを目的とし, プロセスアートの概念に基づいた描画シス テム「Mixing Dropper」を提案・実装する.本システムでは,任意のデジタル画像から抽出した色彩情 報を用いて,デジタル画像を絵画として生まれ変わらせる.また,その過程をプロセスアートとして表 現し, 描画物と鑑賞体験の両視点から, デジタル画像に新たな価値を与える. これを具現化するために, RGB 値から CMYK 値への変換を基にした自動調色機能,液体の滴下過程を可視化する描画フロー,そ して液体特性と支持体特性を利用した偶発性のある表現を統合している.評価実験の結果から,調色手 法や調色フロー,描画手法に関する展望が考えられた一方,デジタル画像に対して新たな価値を付与で きた.本研究は,従来のデジタル画像技術やプリント技術を補完する新たな視点を提供するとともに, 情報技術による芸術表現におけるプロセスアートの応用可能性を拡張するものである. |
| researchmap用URL | https://www.art-science.org/journal/v24n4/v24n4-15/artsci-v24n4-15.pdf |