| ヨコタ コウジ
            YOKOTA Koji 横田 宏治 所属 経済学部 経済学科 データサイエンス学環 職種 教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2022/06 | 
| 形態種別 | 大学・研究所等紀要 | 
| 標題 | 保健衛生部門における賃金水準の妥当性について − 資本コストの効率性による評価 − | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 経済学研究紀要 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 明星大学 | 
| 巻・号・頁 | 54(1),29-41頁 | 
| 総ページ数 | 12 | 
| 担当区分 | 筆頭著者,最終著者,責任著者 | 
| 著者・共著者 | 横田宏治 | 
| 概要 | 保健衛生部門、なかでも介護産業は2000年代以降、多くの労働者を吸収してきた。その一方で、当該産業の価格は規制されており、人手不足と低賃金が共存していることが指摘されてきた。本稿においては、労働市場に摩擦が存在するという仮定の下で、同産業の賃金の妥当性を検証することを試みる。一般に労働市場が摩擦的であるときには、賃金は交渉によって定まり、理論的交渉解からの乖離の規範的な検証は難しい。そこで、一般的に競争的であると考えられている資本市場での最適性を用いて検証を行う。その際、Eulerの定理と資本コストの定義を両立させるためには、配当後の企業価値は厳密に正でなくてはならないことが示される。本稿では、妥当な配当後企業価値水準として定常性に基く基準を提唱する。 | 
| researchmap用URL | https://meisei.repo.nii.ac.jp/records/2930 |