| イタガキ ヒロマサ 板垣 浩正 所属 人文学部 国際コミュニケーション学科 職種 准教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2025/04 | 
| 形態種別 | 大学・研究所等紀要 | 
| 査読 | 査読あり | 
| 標題 | 知覚を表すガスル構文の意味構造について | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 明星大学研究紀要人文学部 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 巻・号・頁 | 61,1-20頁 | 
| 総ページ数 | 20 | 
| 担当区分 | 筆頭著者 | 
| 著者・共著者 | 板垣, 浩正 | 
| 概要 | 本稿は「甘い香りがする」のような「〈知覚〉ガスル」の形式をとる構文の意味的特徴について、とくに知覚主体(概念化者)との関わりの中で、他の知覚表現と比較しながら検討した。その結果、本構文は、刺激物の発生・発散の局面に焦点を当てながら、その刺激を知覚主体の体験に基づいて描く表現であることを明らかにした。また、当該構文を動機づける事態把握の様式の提案を通じて、概念化者が事態に積極的に関与し、その現場からの〈見え〉をそのまま言い表す主観的表現であることを主張した。 |