|
タンノ タカユキ
TANNO Takayuki
丹野 貴行 所属 心理学部 心理学科 職種 教授 |
|
| 言語種別 | 英語 |
| 発行・発表の年月 | 2015 |
| 形態種別 | 学術雑誌 |
| 査読 | 査読あり |
| 招待論文 | 招待あり |
| 標題 | The copyist model and the shaping view of reinforcement |
| 執筆形態 | 共著 |
| 掲載誌名 | Behavioural Processes |
| 巻・号・頁 | 114,pp.72-77 |
| 著者・共著者 | Takayuki Tanno
Alan Silberberg Takayuki Sakagami |
| 概要 | 【第一著者・責任著者】Tanno & Silberberg (2012)では、単一・並立スケジュール場面での行動を、反応-強化子間の近接性から統一的に説明するコピーイストモデルを提案した。本稿はこの続編となる研究であり、並立スケジュール場面における選択変更後遅延といった影響についても、コピーイストモデルを拡張することで説明可能であることを示した。また、コピーイストモデルが示す概念的な示唆として、これまでのスケジュール研究は単位反応の「増減(強化・弱化)」という見方で行われてきたが、そうではなく、単位反応そのものが反応-強化子間の近接性に基づき変容しているという「形成」の見方があることを指摘した。これは「強化」概念の見直しを迫る大きな指摘である。 |