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カンバヤシ トシユキ
Toshiyuki Kambayashi
神林 寿幸 所属 教育学部 教育学科 職種 准教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2026/03 |
| 形態種別 | 単行本 |
| 標題 | 現代官僚制の解剖Ⅱ――調査から見た省庁再編25年後の官僚の意識と行動―― |
| 執筆形態 | 共著 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 有斐閣 |
| 総ページ数 | 258 |
| 担当範囲 | 第6章 帰宅時刻の遅さが官僚のワークライフバランス満足度に及ぼす影響(pp.118-140, 青木栄一との共著) |
| 著者・共著者 | 青木栄一[編著], 曽我謙悟, 北村亘, 伊藤正次, 本田哲也, 砂原庸介, 神林寿幸, 柳至, 角正美, 小林悠太, 久保慶明, 秦正樹, 河合晃一, 待鳥聡史 |
| 概要 | 本章は、官僚の労働研究に「帰宅時刻」という新たな視点を導入し、①どのような官僚の帰宅時刻が遅いのか、②帰宅時刻の遅さがワークライフバランス満足度に影響を与えるのか、を検証した。分析には445名のサーベイデータを用いた。結果、国会会期中・閉会中を問わず帰宅時刻は個人でほぼ固定しており、男性・若年層・財務省以外の省庁勤務者・業務量の増大を感じる官僚ほど帰宅が遅かった。また、財務官僚は他省庁に比べ帰宅が早い傾向があった。ワークライフバランス満足度との関係では、帰宅時刻が遅くなるほど満足度が低下し、特に23時以降の深夜帰宅で顕著に低かった。他方、配偶者の存在、業務の高度化への個人的対応能力、上司・同僚の支援、育児休暇の取りやすさは満足度を高める要因となった。深夜勤務は家族や社会との接点を断ち、非シフト勤務である官僚にも夜勤に類似した負の影響を及ぼすことが示唆された。 |