タンノ タカユキ
TANNO Takayuki
丹野 貴行 所属 心理学部 心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 行動分析学に対する微視‐巨視論争の含意:平岡(2011)へのリプライ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 行動分析学研究 |
巻・号・頁 | 26,71-76頁 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | 丹野貴行
坂上貴之 |
概要 | 【第一著者・責任著者】丹野・坂上(2011)に対して平岡(2011)からコメント論文が提出され、本稿はそのリプライ論文である。平岡からは、微視と巨視の問題はいまだ実験研究の水準にあり、哲学的な議論にまで展開させるのは次期尚早であるという懸念で示された。これに対し我々は、哲学的議論の萌芽はすでに1970年代に見出されており、近年それが成熟しつつあることを指摘した。また、微視と巨視のそれぞれの方向性として、前者の先には神経経済学、後者の先には従来の経済学との接続があることを論じ、今後の展開を考えるうえで哲学的な微視‐巨視論争は重要なものであると論じた。 |